top of page

総合防災訓練に参加しました!

  • 執筆者の写真: 秀勝 松江
    秀勝 松江
  • 2024年12月12日
  • 読了時間: 4分

更新日:3月16日




皆さん、こんにちは!

今回は、入国後講習中に地域の総合防災訓練に参加したお話です。この訓練は地域住民の防災意識を高め、災害時の対応力を養うために行われているもので、参加者として学ぶことが多い貴重な経験となりました。今回はその体験を振り返りながら、防災訓練の重要性と感じたことについてお伝えしたいと思います。


防災訓練の内容と体験

 当日は近隣のコミュニティセンターに集合し、様々なプログラムを通して防災について学びました。特に印象に残ったのは、小学生による防災研究の中間発表、防災講話、防災食試食、そしてダンボールベッドの組み立て体験でした。


小学生の防災研究発表

 防災研究の発表では、小学生たちが自ら調べた地域の防災情報や、災害時に役立つ知識をわかりやすく伝えてくれました。彼らの発表から、災害時には子どもたちも重要な役割を担うことを再認識しました。


防災講話

 続く防災講話では、地域の防災リーダーが災害時に必要な準備や心構えについて詳しく話してくれました。「普段から防災意識を持ち、自分の命を守る行動を取ることが大切」という言葉が心に残り、私自身の備えを見直す良い機会となりました。


実践的な体験:防災食とダンボールベッド

防災食の試食

 非常時に備えて準備されている防災食を実際に試食しました。アルファ米や缶詰など、保存性の高い食品が提供され、簡単な調理で美味しくいただけることに驚きました。また、いざという時に「食べること」が心の安心感につながると実感しました。


ダンボールベッドの組み立て

 最も印象的だったのは、ダンボールベッドの組み立て体験です。災害時には避難所でこのような簡易ベッドを使うことが想定されていますが、実際に組み立ててみると想像以上に難しく感じました。私たち実習生だけでは手こずる場面も多く、地域の方々に助けていただきながら何とか完成させました。この作業を通じて、災害時には「助け合い」が欠かせないことを体感しました。


避難場所の確認と地域の交流

 訓練では避難場所として指定されている建物の階段を実際に上がり、緊急時の避難ルートを確認しました。普段意識することのない階段や避難ルートを事前に体験することで、いざという時の行動に自信を持てるようになります。

 また、この防災訓練には老若男女を問わず多くの地域住民が参加しており、顔を合わせる機会も多くありました。普段の生活では接点が少ない方々とも会話を交わし、一緒に活動する中で地域のつながりを深めることができました。特に、高齢の方が若い世代にアドバイスをしたり、小さな子どもたちが活発に動き回る姿が印象的でした。このような交流が、防災訓練を単なる知識習得の場ではなく、地域コミュニティを強化する貴重な場にしていると感じました。


地元メディアでの注目

 この総合防災訓練は地元テレビニュースでも取り上げられ、短いながらも私たち実習生の姿が映っていました。こうした報道を通じて、防災訓練の重要性がさらに広がり、より多くの人が参加を考えるきっかけになるのではないでしょうか。



最後に:防災訓練を通じて学んだこと

 今回の防災訓練を通じて、災害に備えることの大切さを改めて実感しました。また、訓練に参加することで地域の人々と協力し合う機会を持つことができ、心強さも得られました。災害はいつ、どこで起きるかわかりません。しかし、日頃からこうした訓練を通じて備えることで、命を守る確率を高めることができます。

 地域に根差した防災活動に参加することは、単なる学びの場ではなく、人と人がつながる場でもあります。これからも地域とのつながりを大切にしながら、自分自身もさらに防災意識を高めていきたいと思います。

 防災訓練に参加したことがない方も、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。普段の生活では得られない学びと、地域の人々との新たなつながりがきっと得られるはずです。

 
 
 

Comments


22270329_edited.png

ゴールデン・トップ協同組合

​〒781-0815

高知県高知市二葉町5ー17-302

TEL    088-881-0776
FAX   088-881-0824

MAIL  matsusaka@mf.pikara.ne.jp

© 2024 ゴールデン・トップ協同組合

bottom of page