【株式会社上野水産様】ベトナム面接訪問記~新しい年のスタートとともに
- 秀勝 松江
- 1月14日
- 読了時間: 3分
更新日:1月16日

みなさんこんにちは!
新年早々、株式会社上野水産様とベトナムを訪問し、実習生の面接と家庭訪問を行いました。年の始まりに新しい出会いがあるのは、なんだか気持ちも引き締まるものです。今回はその様子を少しご紹介したいと思います。
面接の流れと独特な方法
面接では、一般的な口頭質問に加えて、ちょっとユニークな方法が取り入れられていました。それが「豆拾い」と「リンゴの皮むき」です。これには、利き手の確認という目的があります。
履歴書には右利きと記載されていることがほとんどですが、実際に作業をしてもらうと両利きの方がいることも少なくありません。食品加工の現場では、包丁やお箸を使う作業が多いので、利き手の確認はとても大切です。
特に、実習生が使用する包丁は通常右利き用のものが準備されています。左利きの場合は特別な準備が必要になるため、事前に確認しておくことでスムーズに実習が進むよう配慮しています。また、作業中に右利きと左利きの方が隣り合わせになると、動作が干渉してしまうこともあるため、このようなチェックは欠かせません。
ベトナム訪問の意味
今回の訪問は面接だけでなく、ベトナムの実態を直接見るという目的もありました。実習生がどんな生活をしているのか、どのような環境で育ってきたのかを肌で感じることは、今後の関わり方を考えるうえでとても重要です。
現地で見た風景、聞いた話、そして感じた空気。言葉では表現しきれない部分も多いですが、こうした経験が、実習生との信頼関係を築くための一歩になると信じています。
大切な配慮と気づき
食品加工の実習は、ただ技術を学ぶ場というだけではなく、細かな気配りと相手を理解する姿勢が求められる場です。例えば、利き手の確認一つをとっても、効率的な作業だけでなく、個々の実習生が働きやすい環境を作るための配慮が込められています。
今回の面接や家庭訪問を通して改めて感じたのは、相手を知ることの大切さです。面接という場だけでなく、その背景や生活環境にまで目を向けることで、より深い理解と支援ができると実感しました。
ハードスケジュールの先にあるもの
今回のスケジュールはハードでしたが、それ以上に得られたものが大きかったように思います。ベトナムの現状を知ることができたのはもちろん、実習生との接し方や彼らが働きやすい環境を作るヒントをたくさん得ることができました。
新しい年の始まりに、新しい学びがあるというのは、とても素敵なことです。少し疲れたけれど、満足感でいっぱいの訪問となりました。
最後に
実習生との関わり方には、一人ひとりに寄り添う姿勢が求められます。単なる作業者としてではなく、一緒に働く仲間として受け入れる。そのためには、相手をよく知り、思いやる気持ちが何よりも大切です。
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